コラム④ 「志」はやる気のベクトルである!

何かに挑戦しようとするとき。

まず「志」を持つことである。そして、志を持ったなら自分たちの存在意義、つまり「志」を「使命」まで高めて考えることである。

しかしながら最近「志」をひたすら難しく考える者が多くなっている。
よく、巷の成功者だったり、セミナーだとかで
「志は高く持て!」
と言われることがあるだろう。
しかし、こう言われて高い志を掲げたものの、途中で辛くなってストレスを感じててしまう、いつの間にか「志」を忘れてしまったという人も少なくないと思う
志という字は
心+士である。
すなわち「志」の
士とはゆくの意味。
心の行き向かうことであり、こころざすという意味を表すのである。
どういうことかというと、つまり、
「志」とは、たどり着くべきゴールではなく、
そこに向けて目指すためにセットする「心のベクトル」なのである

だから、「志」とは
自分にできるかどうか
自分が目指すべきものかどうか
その志は自分にふさわしいかどうか
ということにはまったく関係ない。

すなわち、そこを目指そうという志を持つ際には、全く関係が無い。

そこにゴールに行こう、それを成し遂げたい!

と心に決めるだけで、それは「志」なのである。

後は、その志を胸に、自分が今やるべきこと、やれることが見つかれば、そして目の前のことを精一杯取り組んで行けばいいだけのこと。
だから、「志」がプレッシャーになるということはありえない。
「志」はあなたを夢中へ導くベクトルなのである。
それに夢中で取り組めるはずなのである

そうすれば、後は勝手に、自分がそこに向かっていく行動を
取り始めるし、日々が充実していくことになるはずである。