「桜を見る会」 国民的にビックリ!!!

 

首相主催「桜を見る会」をめぐる問題について、首相の「虚偽答弁」と、多数の後援会関係者を会に招いたという「私物化」の2点が主な問題である。野党は、改めて衆参両院予算委員会の集中審議開催を要求し、攻勢に拍車を掛けるようであるが、なかなかそれも進んでいかないようで…

そもそも、現政権は、公文書偽造で死者まで出した森友・加計問題でもダメージを追わなかったぐらいだから、失言や贈収賄くらいで揺らぐはずもないかとも思う。
来年には自衛隊が中東に派遣されて、イエメンの内戦や、あるいはホルムズ海峡で「調査・研究」を名目に、自衛官の犠牲が出るかもしれない危機もあるが、全くその危機感が国民に伝わらない。現政権は長く続くばかりに、その弊害が「桜を見る会」の、言ってみれば首相の倫理でどうでもなるレベルの問題まで如実に表れてしまっているのではないだろうか。

まさしく、国民的にビックリ!!!!である。

今に至るまで集中審議を安倍総理はこれを行わず、与党もまた、本件については安倍総理の国会での集中審議を拒否する意向と報じられているようです。それどころか、この「夕食会」において明細書等は一切ないという社会通念上およそ真実とは信じがたい主張がなされている。
それはすなわち、自らのつじつま合わせの為には、どれほど社会通念上およそ信じがたく、合理性が一切ない主張をしても問題ないと思っているのかさえ思えてしまいます。
そして私は、今回の件が公職選挙法違反であり大問題であることはもちろんであるが、それと同時に、この「首相は国民から選ばれたことによって正当性をまっとうする」という意識の欠如こそが、「桜を見る会」の前夜に行われた「夕食会」で明らかになった大きな問題点であると思う。