日本の2店がトップ! 世界最高のレストラン1000店を選ぶ「ラ・リスト」

世界最高とされるレストラン1000店を点数で評価して紹介する「ラ・リスト (La Liste)」の最新版で、日本のレストラン2店が急上昇しトップに選ばれた。
東京で須賀洋介(Yosuke Suga)氏が営む20席しかない小さなレストラン「スガラボ(Sugalabo)」は、フランスのレストラン格付け本「ミシュランガイド(Michelin Guide)」では星を獲得していないが、今回仏パリの「ギー・サボワ(Guy Savoy)」と米ニューヨークの「ル・ベルナルダン(Le Bernardin)」と並んでトップに躍り出た。

© CHARLY TRIBALLEAU / AFP 東京の日本料理店「龍吟」(2019年11月29日撮影)。
さらに、同じく東京にある山本征治(Seiji Yamamoto)氏の独創的な日本料理店「龍吟(Ryugin)」もランクを30位上げて同じく1位に輝いた。
「京都吉兆・嵐山本店(Kyoto Kitcho Arashiyama)」も、2番目に高い点数を獲得した。
「ラ・リスト」は、各種レストランガイドや新聞、トリップアドバイザー(TripAdvisor)などのウェブサイトの評価を総合して採点。「より科学的で信頼できる」データに基づき、英国の「50ベスト(50 Best)」リストに比肩するものとして4年前に創設された。

トップ1000店の中に最も多くの店が選ばれているのが、130店を誇る日本だ。ただ中国もこれに迫りつつある。

オートキュイジーヌを生んだフランスは116店で3番目。4番目に多いのは、113店が選ばれた米国だった。(AFPBB News)